ココロノオト
だからそんな心配はしない。
あんな家、当分帰らないから。
真鈴、よろしくね・・・
「そっか〜。喜んで!じゃあ同居だね♪どうぞ♪」
真鈴に事情を話すと快く受け入れてくれた。
部屋に入れてもらって、お金を数えた。
11万円・・・いろんな手段を使ってできたお金。足りないよね。
―大介、ゴメンね。ありがとう―
そうメールを送ってから携帯の電源を切った。
生きるために、手段は選ばないから・・・