ココロノオト
その後私は声を出して子供のように泣きわめいた。
「いやぁーーっ!なんで?なんで?」
知らないうちに泣き疲れ、私な眠っていた。
まさか、この光景を見られていたなんてね。
「心音!心音っ!起きろー」
大介に体を揺すられ起こされた。
両親は朝早くから仕事みたいで、家には私と大介だけ。
「はーやーくっ!」
大介は肩を揺する。
「嫌だぁーっ!離して!触らないで!」
男に触られたくない。昨日の事が蘇り、パニックになった。