俺様王子☆年下カレシ
「あーもぉマジ無理。オレが下手に出てればうまく行くかと思ってたけど、違うみたいだな」


「何よその言い方…」


一歩は、ヨッと体を起こし、私の正面にあぐらをかいて座る


「鈴、服脱げよ」


はい?


「雰囲気作って脱がせたって、どーせまた途中で我に返るんだろ?なら始めっからまどろっこしい事やめよーぜ」


な…何言ってんの?一歩


「手伝おっか?」


ニッて笑って、私の肩に手をかける


「一歩…冗談だよね?だっていつも優しいじゃない。今の一歩、違う人みたい」
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