俺様王子☆年下カレシ
「だ…だって、まさか、こんなことになると思わないし」


一歩が私の体を引き寄せて、ギューッと力任せに抱きしめる


「ん…じゃあ今日は諦める。でも、鈴がオレのもんだって…確かめさせて」


「きゃっ…」


いきなり一歩の唇が私の胸元に押し当てられた


いきなり過ぎて、よける隙もナシ


「じゃ、また今度ってことで。この先行ったら止まんなくなるから…ガマンします」


一歩が今度は優しくおでこに、キスしてくれる


はぁ…びっくりした


ガチャーン


「えっ!?」


一階でガラスの割れるような音がする


どっ泥棒!?
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