俺様王子☆年下カレシ
私が焦ってると、一歩は余裕顔でベッドから降りる


「あー、あいつら帰って来たかな?」


あいつら?


言うまでもなく…太久を含めた、あいつらだよね


「意外と早かったなっ」


「意外と?何それ!」


「良かったな、真っ最中に帰って来なくて


あ、マジで信じた?鍵持ってたのは本当だけど、泊まるってのはオレの嘘だから」


う…嘘ぉ!?


「さ、怪しまれるから下降りよーぜ」


一歩は飄々とした顔をして、先に階段を降りて行った
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