俺様王子☆年下カレシ
「習い事?どのみち途中まで帰ろうぜ」


どうしよう…はっきり言うかな


「友達待ってるから、ごめんね?」


「そーなん?あっもしかしてカレシとか」


「…うん」


恥ずかしー…


「ははっ、そっかぁ。カレシいたんだ?初耳~。オレの知ってるヤツ?あっ笠谷か!」


げ!何でそーなる!?


唐突すぎて、言葉が出ない


「お前ら時間の問題だと思ってたけど…でもアイツ何でオレに隠すかなぁ」


先走る彼は、私が言い訳する前にどんどん喋り続けてる
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