俺様王子☆年下カレシ
「浮気現場、はっけ~ん」


「うわっ!」


いきなり声がして、その場から飛びのいた


振り返ると誰もいない


「…あれ?」


「姉ちゃん、こっちこっち!」


見上げると2階から太久が顔を覗かせていた


「太久っ、今のは違うからっ」


弁解しようと、慌てて家の中に入る


玄関に見知らぬ靴が一足、二足…


また友達連れて来てんだ


あ~もぉ。疲れてるから、くつろぎたいのに…


部屋に上がると、太久の友達がうるさいからゆっくりできないんだよね
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