俺様王子☆年下カレシ
「オレさ…よそのガッコ行くつもり」


一瞬、意味が分からなかった


「え…それって、…敢えてよそを受験するって…こと?」


一歩は、体を起こしてソファにもたれかかり、天井を見上げる


「…鈴が行ってるのに言い方悪いけどさ、うちの高等部レベル上がってはいても、所詮附属の大学行くまでの腰掛けみたいなもんだろ?


そういうんじゃなくて…もっと将来の目的持って勉強したいから」


そうなんだ…そっか、そうだよね


私みたいに、受験ないしラッキーって考えてる子もいれば、一歩みたいにちゃんと将来のこと考えて進路考えてる人もいるんだよね…
< 225 / 425 >

この作品をシェア

pagetop