俺様王子☆年下カレシ
中等部の時もそうだった。何人かの仲良い子は、他のレベルの高い学校に抜けてったんだ


そして…疎遠になった


私のノホホン度をまた更に自覚した


勉強すれば受かる?そうじゃなくて…一歩は最初からうちの高等部に上がる気なんかなかったんだ


「驚いた…よな?」



一歩はたまに見せる大人っぽい表情で優しく微笑むと、私のほっぺをプニッと押した


「だから…早く鈴が欲しい」


「え…?」
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