俺様王子☆年下カレシ
「残念~、私その日用事あるんだぁ」


何気なくかわしたつもりだった


「やっぱな、その日一歩も都合悪いつってたんだよな…二人、怪しいな」


うわ、ヤバい。お母さんに聞こえるっ


キッチンを振り返ると、お母さんはいつものように鼻歌を歌いながら洗い物をしていた


良かった、聞こえてないみたい


お母さんには彼氏ができたことは話したけど、外泊なんかバレたらそれこそタダじゃ済まないよ


太久…また何か企んでるなぁ?
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