俺様王子☆年下カレシ
「玉ちゃん…二人きりにしてくれないかな。私…一歩に聞きたいことがあるんだ」


一歩の顔を伺いながら、玉ちゃんにそう言った


そしたら、何となく感じとったみたいで、玉ちゃんの方から帰るって言い出してくれた


「…じゃ、またなぁ」


玉ちゃんの後ろ姿が遠ざかるのを確認して、一歩の方をチラと見る


「オレに聞きたいことって?」


心なしか機嫌悪そう


私が怒りたい位なんだけど…


「一歩…昨日って、カテキョの日だったんだよね」


「あ~、そうだけど。だから何?」
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