俺様王子☆年下カレシ
妖し夏の夜
「へえ~、ふ~ん、ふふっ。そんなに幸せだったんだ?今日一日、ずっと顔が緩みっぱなしですよ~」


サチが私の頬をつまんでグリグリ回す


今日の私は何されても怒りませ~んっ


ふふっ


「鈴、昨日ヤりましたオーラが出てるよ?」


「うそっ!」


急に頭がシャキッとして、慌てて周りを見回す


「出るワケないしー」


サチがニヤッと笑う


「もう…脅かさないでよ」


「昨日まさかそんな事になったなんて…たまには正面からぶつかってみるもんだね」
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