俺様王子☆年下カレシ
「だって…普通の中学生は、こんな所出入りできないよ?」
「そーだよな。…まぁそこは父親に感謝。でも、別にそれ以外は贅沢してねーし、家も古いまんまだし」
古いって言っても、あのインテリアはなかなか一般家庭では揃えられない気が…
一歩の部屋を思い出す
あの、海みたいなファブリックパネル。綺麗だったな…
「何考えてんの?」
ぼんやりしてた私の顔を、一歩が覗き込んだ
テーブルに肘を付いて、斜めにした彼の顔にドキッとしてしまう
「あ…えっと、一歩の部屋。また行きたいな」
「マジ?じゃ、来週おいでよ」
一歩の手が私の手に触れる
「そーだよな。…まぁそこは父親に感謝。でも、別にそれ以外は贅沢してねーし、家も古いまんまだし」
古いって言っても、あのインテリアはなかなか一般家庭では揃えられない気が…
一歩の部屋を思い出す
あの、海みたいなファブリックパネル。綺麗だったな…
「何考えてんの?」
ぼんやりしてた私の顔を、一歩が覗き込んだ
テーブルに肘を付いて、斜めにした彼の顔にドキッとしてしまう
「あ…えっと、一歩の部屋。また行きたいな」
「マジ?じゃ、来週おいでよ」
一歩の手が私の手に触れる