すきだよ。
「さ、さよならっ!」
うん、1分前に教室入ろう。
それまではどっかに隠れて…
「まぁ待てよ。」
肩を掴まれたわけでもないのに、私はそのままフリーズ。
もう最悪。
「何?」
この際腹を括ろう。
「昨日は悪かった。」
へ?
また、悠介が謝った。
どういう風の吹き回し!?
しかも悠介は明らかに気まずそうな顔して。
さっきのにやけ顔はどこ!?
「あともう昨日のことはなんも聞かねーから。」
「…うん。」