HONEY&TRAP!!


そんな感情とは裏腹に、


彼女に対して俺は捻くれた態度ばかりで。



案の定、会う度に睨まれてばかりだった。


まぁ…これも視界に入っているって意味では間違いではなかったんだけど。



だけど、こんなの


俺じゃない。


何かの間違いだろ。



………ただの


気まぐれだ。




なのに思考はさ迷い続け


結局元の位置。



きっと

今日も彼女はアイツの隣で笑ってるんだろう。


自分の気持ちを


深く心に押し込めて。






言い表しようのない渦が心に広がって行く。



思えばもうこの時から


俺の中で


何かが変わり始めてたのかもしれない。






< 6 / 40 >

この作品をシェア

pagetop