ミュージック・ラブ3〜愛を奏でるメイフラワー〜
『指が動かないって事は…ギターが弾けない…』
敬大の頭の中は真っ白になった。
敬大はボッーとしながらただじっと左手を見つめた。
すると、レミが病室に戻って来た。
『敬大?』
レミは黙って左手を見つめる敬大を心配した。
『なあレミ…俺さ…俺の左手の指…動かないんだって…』
敬大の声は震えていた。
『もうギター…弾けないんだな俺…せっかく掴んだ夢だったのに…』
敬大は唇を噛み締め、悔しがりながら右手で左手を強くにぎりしめた。
『敬大…』
レミはたまらない思いで胸が張り裂けそうだった。
『せっかく…せっかく掴んだ…やっと…やっと掴んだ夢だったのに…』
『ゆ、夢を失っても敬大は無事だったんだから…だから…』
レミは悔しがる敬大を見て涙が零れた。
『レミ…一人にしてくれ…』
『えっ?』
『一人にしてくれって言ってるだろ!!』
敬大は悔しさのあまり怒鳴り、右手で机に置かれていたコップをはらいのけた。
敬大の頭の中は真っ白になった。
敬大はボッーとしながらただじっと左手を見つめた。
すると、レミが病室に戻って来た。
『敬大?』
レミは黙って左手を見つめる敬大を心配した。
『なあレミ…俺さ…俺の左手の指…動かないんだって…』
敬大の声は震えていた。
『もうギター…弾けないんだな俺…せっかく掴んだ夢だったのに…』
敬大は唇を噛み締め、悔しがりながら右手で左手を強くにぎりしめた。
『敬大…』
レミはたまらない思いで胸が張り裂けそうだった。
『せっかく…せっかく掴んだ…やっと…やっと掴んだ夢だったのに…』
『ゆ、夢を失っても敬大は無事だったんだから…だから…』
レミは悔しがる敬大を見て涙が零れた。
『レミ…一人にしてくれ…』
『えっ?』
『一人にしてくれって言ってるだろ!!』
敬大は悔しさのあまり怒鳴り、右手で机に置かれていたコップをはらいのけた。