★ イケメン嫌いな私 ★
私は和津那さんの部屋に行った。
『葉瑠どうしたの?眠れないピアノのせいかな?』
「ううん、違う和津那さんピアノ聞きたくてきちゃった。
ここにいていい?」
「ああ、いいよ。葉瑠こっちにその椅子もっておいで。」
私は嬉しくて和津那さんの隣に座った。
和津那さんがピアノを弾く。
この曲はよくママが弾いていた。
私の為の曲?
どうして和津那さんが。
『葉瑠この歌覚えている?』
「はい、この曲ママが私の為に作ってくれた曲。
この曲をママが弾いてくれると、
どんなに辛くても涙が止まるの。
とても穏やかな気持ちになるんだよね。
幸せになるの。」
『この曲は俺が葉瑠の為に作ったものだよ。』
「この曲を和津那さんが作った?どういう事。」
『葉瑠は覚えてないかも知れないけど、
葉瑠の父親は葉瑠が4才の時亡くなった。
葉瑠の父親とは音大で一緒だったんだよ。
彼が亡くなり、まだその頃俺も今みたいに売れてなくてね。
暇を見つけては葉瑠の家を訪ねたんだ。』
『葉瑠どうしたの?眠れないピアノのせいかな?』
「ううん、違う和津那さんピアノ聞きたくてきちゃった。
ここにいていい?」
「ああ、いいよ。葉瑠こっちにその椅子もっておいで。」
私は嬉しくて和津那さんの隣に座った。
和津那さんがピアノを弾く。
この曲はよくママが弾いていた。
私の為の曲?
どうして和津那さんが。
『葉瑠この歌覚えている?』
「はい、この曲ママが私の為に作ってくれた曲。
この曲をママが弾いてくれると、
どんなに辛くても涙が止まるの。
とても穏やかな気持ちになるんだよね。
幸せになるの。」
『この曲は俺が葉瑠の為に作ったものだよ。』
「この曲を和津那さんが作った?どういう事。」
『葉瑠は覚えてないかも知れないけど、
葉瑠の父親は葉瑠が4才の時亡くなった。
葉瑠の父親とは音大で一緒だったんだよ。
彼が亡くなり、まだその頃俺も今みたいに売れてなくてね。
暇を見つけては葉瑠の家を訪ねたんだ。』