★ イケメン嫌いな私 ★
私はそのまま和津那さんの部屋を出て自分の部屋に戻った。




やっちゃった。



私自分からキスしちゃった。



和津那今のがさっきの告白の返事。



今度会ったときはっきり和津那が好きって言うね。



私はベットの中で和津那の温もりを思い出していた。



私思い出したんだ。



パパが死んで、ママが仕事でいない時、



私をいつも抱き締めてくれていたのは和津那だったんだね。



泣き虫の私をいつも寝かしつけてくれたのは和津那だった。



私の中でその人はパパなの?ってずっと思ってた。



でも違ってたんだ。



私ずっと探してたよ。



それが和津那だったなんて嬉しい。



嬉しくて眠れそうもない。


私の気持ちは決まった。



もう迷ったりしないから。






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