★ イケメン嫌いな私 ★
その日小さい頃の夢を見た。




やっぱり私の横には和津那がいた。



私和津那に、私が大人なったら和津那のお嫁さんになるって言ったの覚えてる。


ママが慌ててたよね。



そりゃそうだよね。



自分の子供より小さな私にこんな事言われ困ったよね。



たけど和津那は、葉瑠いいよ、必ず結婚しようなって和津那は言ったよね。



あれは本気?



今も変わらない?



ねぇ私和津那のお嫁さんになりたいよ。



和津那の気持ち信じていい?



こんな事ばかり考えていたら眠れなかった。



その時誰かがドアをノックした。



こんな時間に誰?



私はドアを開けた。



そこにいたのは和津那だった。



和津那が私を抱き締めた。


『葉瑠さっきのキスは何?俺ドキドキして眠れない。』



「和津那可愛い。あのキスは和津那の告白の返事。


私も好きって事だよ。」







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