★ イケメン嫌いな私 ★
和津那さんが笑い出した。



『葉月、華月、この家から葉瑠と一緒に出て行くよ。

そしたら何も問題ないだろう。』




え、家族がバラバラになるの。



「う〜んどうする華月?」



「葉瑠と会えなくなるんだよな。」



「葉瑠は親父と結婚して俺たちの母親になるんだぞ。

親父と葉瑠がイチャイチャするとこなんか見たくねぇよ。」




「そうたけど、俺葉瑠の顔見れないのは辛い。


それに親父が死んだら、『誰が死ぬだと、俺は長生きするから。』




私はこの家でみんなと過ごしたい。



葉月さんと華月さんが結婚するまで一緒にいたい。



「葉瑠おまえなぁ、俺たちの気持ち考えた事ある?


ほんと親父が憎たらしいや。」







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