★ イケメン嫌いな私 ★
悪いけど華月さんの事などどうでもいい。




それより先生と生徒が一緒に登校するのまずいんじゃないかな?




学校の駐車場に葉月さんが車を止めた。



私は慌てて車を下りようとすると、腕を掴まれた。




「葉瑠何心配してる。俺と葉瑠は親類って事になってるから大丈夫だよ。


他の生徒に言われても平気でいろ。


多分俺葉瑠のクラスの副担だから。


中村先生産休にはいったからな。」




ああ、そんなんだ。



家でも学校でもずっと一緒な訳ね。



はぁ、ため息しか出ない。


「葉瑠後で弁当取りに来いよ。それと帰りも一緒に帰るから、


俺が終るまで待ってろ。」


待ってろって葉月さん終るの17時過ぎでしょ。



私待ってれないよ。



「葉瑠絵書くの好きで美術部入ったんだろう。


葉瑠は幽霊部員らしいけどまだ名前あるらしいぞ。」



嘘!



だって1年の時数回出て辞めたんだよ。



バイトしたくて辞めたはずだよ。



「葉瑠又絵書いてみたら、顧問の田中先生が葉瑠の絵誉めてたよ。」







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