★ イケメン嫌いな私 ★
華月と言い合っていると葉月さんが来た。




「おい、おまえら何揉めてんだよ。


回り見てみろみんなが見てるぞ。」




へい、回りを見渡すと華月と私はお客さんに取り囲まれていた。



恥ずかしい。



「葉瑠が素直じゃないからいけないんだよ。」



はい、なんですと華月が鼻摘むからいけないんでしょうが。



「私ガキじゃありませんから。」



回りの人がどっと笑う。



もう華月が悪いんだから、華月なんか大嫌いだ。



「華月も葉瑠もいい加減しろ。


せっせと買い物して買えるぞ。」



私は回りの人に頭を下げ葉月さんの後を追った。



華月が、「待てよ。」



私を追って来た。



私は振り向き、アカンベーをした。



「おまえ本当のガキだ!」



煩いだまれ華月!






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