★ イケメン嫌いな私 ★

美術部

「葉瑠絵書くんだ。俺にもその絵見せてくんねぇ?」



何で華月に見せなきゃいけないんだ。



煩いからほって置こう。



「葉瑠ちゃん俺の話聞いてるかな? 」



何が葉瑠ちゃんだよいい加減しろ。



「葉瑠ちゃんかなりのお怒りのようで、


明日さ葉瑠の学校行くから、その時葉瑠の絵見せてもらうよ。」




だからなんで華月がうちの学校に来るの?



どうして私の絵なんかみたいの?



たいした絵じゃないのに。


華月は何を考えてるんだろうか?



私がこんなに華月嫌っているのに、



どうして私を構うの?



分かんないよ。



葉月には遊ぶ女一杯いるでしょ。



私に構うくらいなら、女たちと遊べばいいでしょ。



「華月私に構うの止めたら。華月を好きな女沢山いるんだから、


他の女当たればいいじゃん。」



華月がニヤリと笑う。



「まぁ、俺女にはこまんねぇよ。でも俺葉瑠に興味あるんだよね。


葉瑠を女としてみてるかは疑問たけどな。」



それって誉めてるの?



貶してるの?






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