★ イケメン嫌いな私 ★
次の日の放課後美術室で絵を書いてると華月が本当に来た。




「華月来たんだ!」



「葉瑠、何驚いてるんだよ。俺行くっていっただろうが、


まさか本気にしなかったとか。」



「そう来るとは思わなかった。」



「葉瑠誰その人。」



「あ、コイツは葉月さんの弟でバカ華月。」



「お前なぁ、そんな紹介あるかよ。


お、女子校だけあってみんな可愛い子ばかりだな。


一人例外があるけど。」



華月を睨み付けてやった。


「葉瑠仲いいんだね。」



「誰と? 」



「華月さんと。」



はい、知佳さんどこ見ておしゃってます。



こんなに仲悪いのに。



「だって、葉瑠男の人と話すの苦手でいつも緊張して何も言えないよね。


なのに華月さんには平気でいってるからさ。


なんか相性いいんじゃないかって思えて。」



止めてよ。



こんな女好き男嫌いに決まってる。



見た目よくても中身は空っぽだから。






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