★ イケメン嫌いな私 ★
俺は家に帰りピアノの置いてある部屋に葉瑠を呼んだ。




俺の曲に合わせ葉瑠に歌わせた。



どの曲も完璧。



音を外す事が全くない。



葉瑠は伸び伸びと歌っている。



そこに華月が入って来た。


「兄貴何してるんだよ。部屋に葉瑠いないし、


今歌ってたの誰?」



ピアノの側に葉瑠が立ってるのを見て、



「もしかして今歌ってたの葉瑠?」



「そうだ葉瑠だ。凄いだろう。


華月も聞いてみろよ。」




俺がピアノを弾くとそれに合わせ葉瑠が歌い出す。



華月おまえもしかして泣いてる?



「兄貴俺もう一度ピアノ弾けるようになれるかな?」



華月漸くその気になったな。



「華月もう一度やってみろよ。


華月のピアノみんなが待ってるから。」







< 42 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop