★ イケメン嫌いな私 ★

和津那Side

二週間ぶりに我が家に帰った。



早く葉瑠に会いたかった。


葉瑠に沢山のお土産を買ってきた。



葉月と華月には何も買って来ない。



俺は二週間の間葉瑠の事ばかり考えていた。



葉瑠の笑顔がみたい。



インターホンを鳴らすと、葉月が出た。



「ああ、お帰り。」



「みんな元気にしてたか?葉瑠は何処だ?


葉瑠にお土産買ってきたぞ。


何処にいるんだ。」



葉瑠の部屋の前に行くと中から笑い声が聞こえる。



華月の声だ。



葉瑠の部屋に葉瑠がいる?


何をしてる?



俺はノックもせず葉瑠の部屋二週間ぶり入った。



そこに顔をペンキ嫌えのぐだらけの華月がいた。



えのぐだらけの華月を見て楽しそうに笑う葉瑠。



いつの間に二人は仲良くなったんだ。



俺の中に焼きもちに似た感情が湧く。



『二人で何してるんだ。』


二人が振り向いた。







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