★ イケメン嫌いな私 ★
親父も俺たちと同じ気持ちなのか、



俺はどうしても確認したくなった。



親父の部屋に行く。



「華月が俺のとこに来るなんて珍しいな。」



「親父に確認したい事があるんだ。


正直に答えてほしい。親父は葉瑠が好き?」




親父が驚いた顔をして俺を見た。



「娘として好きとかって意味でない。


葉瑠を女として好きかって事。」



親父はすぐに答えなかった。



『俺が葉瑠を女として好きって思っていいのか?


俺は葉瑠の母親と結婚しようとした男だ。


なのにその娘を好きになってよいものなのか?』




「親父葉瑠の事諦められる?」




『それは無理だな。葉瑠が愛しくてならない。


息子二人に焼きもち妬いてる。』




「親父分かった。親父の思いが分かったから、


これからは俺は親父と堂々と戦うよ。」








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