★ イケメン嫌いな私 ★
私はお弁当箱を葉月さんに返す時、



「葉月さん今日は一緒に帰れないの。珠美たちと出掛けるから。」



「葉瑠出掛けるって何処にいくの? 」



私は葉月さんの耳元で、「あのね合コンへ行くんだ。」



「合コン! 」



葉月さんが大きな声をだした。



「高藤先生声大き過ぎ。」



「葉瑠合コン行きたいのか?」



「違うよ。人数合わせ珠美に頼まれたから仕方なく行くの。」



「葉瑠無理して行くなよ。葉瑠が断れないなら俺が、佐藤に言ってやるよ。」



私は葉月さんの腕を掴んだ。



「駄目だよ。葉月さんがそんな事言ったら、


珠美がおかしく思うよ。だからいい。


行ってすぐ帰るから。」




「じゃ俺に連絡してすぐ迎えに行く。


合コン何処でやるの。」




「駅前のカラオケ屋さんだよ。それと、相手は青葉のサッカー部の子だから大丈夫。


葉月さん心配し過ぎだよ。」




葉月さんが真剣な顔をした。



「葉瑠本当は合コンなんて行かせたくない。


でも俺に止める権利はないから。」








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