★ イケメン嫌いな私 ★
何だか落ち着かない。
男の子たちの反対側に5人で座る。
珠美が、「まず自己紹介しよ。男子から先に。」
左側から男の子たちが自己紹介を始めた。
みんなサッカー部の二年生。
永島涼、池谷翼、仲田雅史、小川克也、住田一弘。
珠美が自己紹介を始めた。
私は聞くふりをして違う事を考えていたから、
「葉瑠の番だよ。」って言われ、「わ、私? 」
思い切りドモってしまった。
みんなが笑ってる。
だから嫌なんだよね。
私が自己紹介しようとすると、目の前にいた男の子が、
「もしかして葉瑠?美山葉瑠?」
あんた誰?
「俺の事覚えてないの?涼だよ。
一緒の幼稚園で一緒にピアノ習ってただろう。」
もりかしてあの涼ちゃん。
泣き虫で、いつも私の後ばかりつい来たあの小さな涼ちゃん?
こんな大きくなっちゃったの?
「葉瑠ちっとも変わんないな。可愛いまんまだな。」
「小さくて悪かったわね。でも涼ちゃん大きい。」
涼ちゃんが私の隣に座った。
男の子たちの反対側に5人で座る。
珠美が、「まず自己紹介しよ。男子から先に。」
左側から男の子たちが自己紹介を始めた。
みんなサッカー部の二年生。
永島涼、池谷翼、仲田雅史、小川克也、住田一弘。
珠美が自己紹介を始めた。
私は聞くふりをして違う事を考えていたから、
「葉瑠の番だよ。」って言われ、「わ、私? 」
思い切りドモってしまった。
みんなが笑ってる。
だから嫌なんだよね。
私が自己紹介しようとすると、目の前にいた男の子が、
「もしかして葉瑠?美山葉瑠?」
あんた誰?
「俺の事覚えてないの?涼だよ。
一緒の幼稚園で一緒にピアノ習ってただろう。」
もりかしてあの涼ちゃん。
泣き虫で、いつも私の後ばかりつい来たあの小さな涼ちゃん?
こんな大きくなっちゃったの?
「葉瑠ちっとも変わんないな。可愛いまんまだな。」
「小さくて悪かったわね。でも涼ちゃん大きい。」
涼ちゃんが私の隣に座った。