★ イケメン嫌いな私 ★
そして日曜日葉瑠が来るのを待っていたら、




葉瑠の後ろにあの高藤親子がいる。



何であり得ないんだけど。


葉瑠が俺に近づき、「どうしてもついて来ると聞かなくてごめん涼ちゃん。」




はぁ。



前途多難。



葉瑠が行くとこついて来る気かよ。



あり得ん。



でも、葉瑠が悪い訳でないし、



「葉瑠気にしたくていいから、


応援頼むな。」




「うん、頑張ってね。お弁当も作って来たよ。」




「サンキュー。」



俺はそう言って葉瑠の頬にキスをした。



三人の顔から笑顔が消え、俺は睨み付けられた。



「おまえ何してるんだ!葉瑠から離れるだ。」



俺は葉瑠をギュと抱き締めた。



葉瑠の髪からシャンプーの匂いがした。








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