★ イケメン嫌いな私 ★
その後の試合永島は散々で見ていられなかった。




亜紀さん、俺、葉瑠と三人で座る事もせず無言で永島を目で追った。



試合が終了し、永島が俺たちの元に来た。



永島がいきなり亜紀さんに、「何で来たんだよ。俺たちはもう終わったんだ。


亜紀がこんなに聞き分けない女だと思わなかった。」



その時葉瑠が、「最低な男!」



そう言って永島にビンタした。



永島の驚いた顔。



「葉瑠俺は、」



「涼ちゃんの話しなんて聞きたくもない。


笑わせないでよ、彼女と無理矢理別れて私と付き合うとした訳?


女をバカにしないで。


だから私はイケメンは大嫌いなの。


悪いけど涼ちゃんと付き合う気ないから。


もう考えられない。


亜紀さん涼ちゃんはお返しするから、


もう二度と離しちゃ駄目だよ。


華月帰ろう。


今日はやけ食いするぞ!


葉月さんと和津那さん待たせているし、華月早く帰ろ。



涼ちゃんバイバイ。」








< 84 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop