★ イケメン嫌いな私 ★
華月、葉月さん和津那さん三人は私にとって大切な家族。




それ以下でもそれ以上でもない。



それなのに、三人が私を好きだなんて信じられないし、



信じたくもない。



私にはもう両親はいない。


まして兄弟もいない。



だから、私嬉しかった。



二人のお兄さんと私を大切にしてくれた、



私の新しいパパ。



だからこのままでいたい。


ずっとこの家にいたいと思ったのに、



やっぱ出て行くしかないのかな?



私はどうしていいのか分からなかった。



葉瑠を苦しめてごめんと何回も謝る華月。



私をそっと抱き締め、俺たちを許してほしいと涙を流す葉月さん。



葉瑠を好きな気持ちは、この先も絶対変わらないと和津那さんは言った。







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