見えないアナタ。
夜―…。






私は、流クンに今日のことを話した。






「今、あたしの体の中がすごく悪いらしいの。だから、今薬を飲んでも意味ないって、逆に悪化するだけだって言われちゃった…






どうしよう?




あたし、手術しなくちゃいけないの。じゃないと最悪の場合、あたし、体も耳も動けなくなるって…」





自然に涙が溢れてきた。









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