見えないアナタ。
夕方―…。




五時間ぐらい眠ったら、やっと目が覚めた。





「おはよう」




1人しかいないはずの部屋に、私じゃない声が響き渡った。






その声の主は、たぶん隣にいる男の子。







私は、ふと隣を見た。





何か、人の気配がした。






でも何せ、目が見えない私。





それでも、なんかこの声聞いたことある…。










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