二択(君だけ)
その頃の私は…


勉強だけをやっていたからでしょうか…。


学年でも、十位以内に入ってました。

そうなると、周りの友達も変わってくる。


その中に、飯田という…顔もよくって、頭をいいやつがいたんですよ。


一年の時は、私を鼻にもかけなかった飯田が、

三年になると、よく私に話かけるようになってきた。

飯田はほとんど学校に来ないで、家で家庭教師達に、勉強を習っていました。


あまり飯田を、私は好きではなかったのですが…、

何かの弾みで、

言ってしまったのですよ。


妻が好きだと…。





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