記憶の破片
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現代に戻った私は沖田さんの生まれ変わりのあなたを見つけました。


沖田さんの生まれ変わりとしてしか見ていなかった私は、沖田さんも総さんも傷つけてしまった。


でも、そうしてしまったから、私が今、1番いたい人が誰なのかを知ることができた。



「…総さん」



「なんだよ」



「ずっと一緒…?」



「お前が離れない限りな」



「じゃぁ、ずっと一緒だね…」



優しい瞳で私を見つめる総さん。


私を優しく包んでくれるのは、大好きな愛しい人。



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