雨雲
消えた光
ぁたしが小2になって
6ヶ月が経った
少し肌寒い9月。
ぁたしにとって初めての別れが来た。

ずっと老人ホームに入院していた
ひぃひぃばぁちゃんが寿命で死んでしまった。

何度か病院に行った事はあったけど
すごく優しいおばぁちゃんだった。

葬儀が始まり
ぁたしは戸惑っていた。

悲しいというより、
不思議な感じがした。
みんな
「ばぁちゃん!
何で死んだぁん!」
と泣き叫ぶ中、
ぁたしはずっと立ち尽くしていた。

次は、もっと身近な人が逝くなんて
思ってなかったから・・・。
< 5 / 24 >

この作品をシェア

pagetop