雨雲
その日の夜、お父さんは10時に帰る予定だった。

でも、
12時になっても帰って来ないし
電話も繋がらない・・・。

どうせ朝になれば帰るだろう。
そう思っていた。

だけど、
朝になっても帰って来ない。

仕方なく学校に行った。

その日は行事があり
昼までで帰れた。

「じゃぁ、またね☆
明日も一緒帰ろぉやぁ♪」
「いいよぉ♪
ばいばぁい☆」

友達と別れを告げて家の前に来た。

車がいっぱい停まっていた。

玄関には靴が20足近くあった。
「ただいまぁー・・・。」
返事はない。
いつもなら居間に行くぁたしだけど
何故か
座敷に引きずりこまれるように入っていった。

「ただいまぁー・・・。」
「あや!!!!!!!」
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