うちのおネコ様
リビングに戻った私は、まず2匹のご飯の支度をした。
・・・一応缶詰を3つ空けようとしたのだが、ルディを名乗る外人は「いやいや!さすがにこの姿ではそれは遠慮しとくよー」といって、2匹と同じ食事になる事を拒んだ。
「・・・ルディなら、この鳥ささみ入りかまぼこ風味の缶詰がお気に入りのはずだけど?」
私は足元で朝飯をがっつく2匹の前で、1人の外人に話しかけた。
「うん。それは覚えてる。なんとなく匂いとか、見た目とかでね」
そういった彼はダイニングテーブルの1/4のイスにちゃっかりもう座っている。
「なんなんだろうこいつは・・・やけに家に慣れていやがる」
私は彼を横目に冷蔵庫から牛乳を取り出した。すると、
「あ!おれもミルク欲しい」と、外人さんは私の背中から叫んだ。
「・・・ルディは確かにミルクが好きだけど」
「うん!ダイスキ」
金髪のパンツ一丁の青年はえへっと笑顔つくると、その後は美子のキッチンでの行動をじっと真剣に見つめていた。
・・・本当に、ルディなの?
2つのグラスに牛乳を注いだ後、もっと平らな皿で出すべきなのかと、グラスを出すのに美子は少し思いとどまった。
・・・一応缶詰を3つ空けようとしたのだが、ルディを名乗る外人は「いやいや!さすがにこの姿ではそれは遠慮しとくよー」といって、2匹と同じ食事になる事を拒んだ。
「・・・ルディなら、この鳥ささみ入りかまぼこ風味の缶詰がお気に入りのはずだけど?」
私は足元で朝飯をがっつく2匹の前で、1人の外人に話しかけた。
「うん。それは覚えてる。なんとなく匂いとか、見た目とかでね」
そういった彼はダイニングテーブルの1/4のイスにちゃっかりもう座っている。
「なんなんだろうこいつは・・・やけに家に慣れていやがる」
私は彼を横目に冷蔵庫から牛乳を取り出した。すると、
「あ!おれもミルク欲しい」と、外人さんは私の背中から叫んだ。
「・・・ルディは確かにミルクが好きだけど」
「うん!ダイスキ」
金髪のパンツ一丁の青年はえへっと笑顔つくると、その後は美子のキッチンでの行動をじっと真剣に見つめていた。
・・・本当に、ルディなの?
2つのグラスに牛乳を注いだ後、もっと平らな皿で出すべきなのかと、グラスを出すのに美子は少し思いとどまった。