うちのおネコ様
「あ!いいよ!そのコップで俺に頂戴!!!」
ルディはカウンターキッチンに手を伸ばした。
ふと近づく金髪の青年に、美子はどきっとした。
確かに、言われてみればルディのように見えるかもしれない・・・
金髪と思っていたが良く見ると赤褐色という方が近い髪の色。
ひょいとあがった愛らしい口角。
ピンとはった耳。
吸い込まれそうなブルーの瞳。
そして・・・鍛えこまれたような、美しい筋肉・・・
いや、ルディそのものであったら、この身体は生まれつきという方が正しい。
キッチン越しに牛乳をゆっくりのむふりをして、美子はその「ルディ」という男を観察していた。
「なあー・・・そんなに見つめられると恥ずかしいんだけど」
「げっ!」
・・・ばれていた。
ルディはカウンターキッチンに手を伸ばした。
ふと近づく金髪の青年に、美子はどきっとした。
確かに、言われてみればルディのように見えるかもしれない・・・
金髪と思っていたが良く見ると赤褐色という方が近い髪の色。
ひょいとあがった愛らしい口角。
ピンとはった耳。
吸い込まれそうなブルーの瞳。
そして・・・鍛えこまれたような、美しい筋肉・・・
いや、ルディそのものであったら、この身体は生まれつきという方が正しい。
キッチン越しに牛乳をゆっくりのむふりをして、美子はその「ルディ」という男を観察していた。
「なあー・・・そんなに見つめられると恥ずかしいんだけど」
「げっ!」
・・・ばれていた。