Turquoise Blue Ⅲ 〜好きな人の名前〜




少しして、受付の カーテンが開いた


笑顔でそこに、並ぶ人たち




入口のドアも同時に開いて
”お待たせ致しました〜”の声が響いた




「行こ」


「え、
あ…!チケット代!」


「もらいもんだし
俺が誘ったんだし、いいよ
寒いし、早く中入ろ」




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