クローバークロニクル
ビクッ!!!!
として目を開くと、目の前には海里がいた
も、戻った!!!
本当に?
黙って海里の睫毛に触ると、ピクピク動く
…良かった、生きてる…
幸せな気持ちと、さっきまでの緊張の疲れか、海里の寝息を子守唄に静かに眠りに落ちていった…
この時、海里の肩には2枚目の葉が現れていることに気付かなった…
それに、私はすっかり忘れていたのだ
この世界の人間になるということは、クローバーの対象になるということを…
そして、辛く、苦しい時期は本当はこれからなんだということに
まだ気が付いていなかった…