好機逸すべからず!!
「眠いのか?」

眠そうな大村に尋ねるが返事は帰ってこない。

時はすでに深夜。こんな時間に帰すつもりは全く以って無いが
「タクシー呼ぶか?」
提案だけはしてみる。

目は半分閉じかけで、限界はもうすぐそこに見えていた。

やはり返事は帰ってこず、大村はそのまま床で寝転んでしまった。

「大村…」

流石にそのまま放置と言うわけにはいかず、せめてベッドで寝てもらおうと思った俺は大村の腕を掴んで起き上がらせた。

俺はソファーで寝れば良いし…。



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