好機逸すべからず！！

啄むよう様なキスをし、その柔らかい唇の形を確認するように舌を這わす。

口内に舌を挿し入れると、それに応える様に絡みつく彼女の舌。

合間に漏れる彼女の甘い吐息に俺の興奮は増すばかり。

好きならば、好きだからこそ。

本当はここで止めるべきだって事は俺にも分かっていた。

でも…

もう、この昂った神経を押さえることは、俺には出来なかった。

首筋に顔を埋めると擽ったそうに肩を窄める大村。

その仕草がなんとも愛らしく、指を這わせたり息を吹きかけたり、必要以上に弄った。


肌を合わせながら願う。

どうか──………