好機逸すべからず！！

ビールを一口流し込んで目を向け、

適当に皿に盛られた食べ物を箸で突付いて目を向け、

口に入れた何かを飲み下しても、やっぱり大村に目を向ける。

そしてその合間に隣に座っている同僚の話に相槌を打つ。

酔う事も出来ず、租借した何かと何も考えずに流し込んだアルコールによって、とりあえず腹は満たされていた。