好機逸すべからず!!
「アイ~二次会行こうよ~」

打ち上げも終わり店の外に出ると、大村が矢田部に絡んでいた。

「先輩、駄目ですよ。もう帰りますよ。」

「ヤ~ダ~」

「ちょっと先輩ちゃんと歩いてくださいよ~」

俺はそんな二人の様子を見て、心穏やかじゃなかった。

そんなに酔っ払ってたら二次会どころではないのではないか。

それに珍しく酔っ払った大村。彼女を見る男たちの目が気になって仕方ない。



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