―不可能な共存―
次は矢崎ユウリの番。
「矢崎さん」
「なに?」
「次、あなたの番」
「めんどくさい」
そう言うあんたがめんどくさいワケよ。
ユウリは机の上に足を乗せて、一向に動こうとしなかった。
「めんどくさいとか言わないで、やってくれないと困るのよ」
「あんたが困っても、あたしには関係ねぇよ」
「とにかく…」
言いかけた時、ガタンと大きな音が教室内に響いた。
「矢崎さん」
「なに?」
「次、あなたの番」
「めんどくさい」
そう言うあんたがめんどくさいワケよ。
ユウリは机の上に足を乗せて、一向に動こうとしなかった。
「めんどくさいとか言わないで、やってくれないと困るのよ」
「あんたが困っても、あたしには関係ねぇよ」
「とにかく…」
言いかけた時、ガタンと大きな音が教室内に響いた。