キスに恋して…最終章
「ありがとう!甲斐くん、喜ぶわ」


山口さんはウキウキしながら病院から出て行った


このことは先輩達は気付いていなかった


そしてこの日の夜、部屋にいると携帯が鳴った


♪♪♪


見たことのない番号


きっと甲斐さんからだろう


「もしもし…」


「あ…もしもし…甲斐です」


「はい」


「電話番号教えてくれてどうも…」


「いえ…」


「日曜日、食事にでも行きませんか?」


「はい…」


断る理由がないし、山口さんの顔もある






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