キスに恋して…最終章
甲斐さんは車を少しずつ走らせた


「お昼食べて、映画でも行こう」


「はい」


私達はレストランに入ってランチを済ませた


そして映画館に向かう車の中で、意外なことを耳にした


「あのマフィン、美味しかったよ。ありがとう」


「え?……マフィン?」


何のことかわからない


「え?違うの?」


「え?だから何がですか?」


甲斐さんは1人で納得したように頷いた






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