キスに恋して…最終章
「今日は本当にごめんね」


「いえ…私こそ…ありがとうございました。あんな星空、見たことなくて、楽しかったです」


「良かった」


「じゃ」


車が待ち合わせ場所に着いた


家に帰り着くのは夜中になるね


私はゆっくりと運転をした


甲斐さんが強引な人じゃなくて良かった


あの時、キスを拒んだ私の手を握って、無理矢理ってことも出来たのに…


所詮、女は男の力にはかなわないんだから…


やっぱり男って怖いんだ…





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